履歴書と職務経歴書は、最初からきれいに書こうとすると止まりやすくなります。まず日付と担当業務を事実だけで並べ、次に役割・工夫・確認できる結果を足します。この記事では、無料Word版を使いながら、書く順番と提出前の完了条件まで一つずつ整理します。
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転職ロードマップ|ステップ3「経験を整理する」
このページのゴール
履歴書と職務経歴書を、確認できる事実で完成させるための記事です。最初から完璧に仕上げず、下の完了条件を満たすところまで進めれば大丈夫です。
完了条件:空欄・日付の不一致・未確認の数字がなく、応募先に合わせた一文を加えられたら完了です。
文章の下書きから始めたい方へ
職歴・担当業務・工夫・確認できる結果を短いメモで入力すると、職務要約・職務経歴・自己PRの材料に整理できます。入力内容はサーバーへ送信・保存されません。
無料テンプレートを先に保存する
空白の画面から始めなくて大丈夫です。まずWord版を保存し、分かるところだけ埋めてください。
公的な様式を使いたい人は、厚生労働省のジョブ・カード準拠の履歴書・職務経歴書と記入例も利用できます。
履歴書と職務経歴書の役割を分ける
| 書類 | 主に書くこと | 確認すること |
|---|---|---|
| 履歴書 | 氏名、連絡先、学歴、職歴、資格など | 日付・会社名・資格名が事実と一致しているか |
| 職務経歴書 | 担当業務、役割、工夫、結果、使える知識 | 応募先の仕事とつながる経験が見つけやすいか |
| 家庭条件メモ | 勤務地、時間、入社日など | 応募書類へ書かず、求人比較や面接で確認する項目になっているか |
書く順番は5ステップ
1. 事実を時系列で並べる
入社・異動・退職の年月、会社名、部署名、担当した仕事を並べます。思い出せない日付は推測で埋めず、雇用契約書や手元の記録で確認します。
2. 担当範囲を一文にする
「営業を担当」だけでなく、誰に・何を・どこまで担当したかを書きます。例は「法人顧客の更新手続きについて、案内から社内調整まで担当」のような形です。
3. 経験を3件だけ整理する
- どんな状況だったか
- 自分の役割はどこまでか
- 何を考えて、誰と進めたか
- 何が変わったか
- 次の職場でも使える行動は何か
数字がなければ作りません。人数、期間、扱った件数、続いている仕組み、相手の反応など、確認できる情報だけで十分です。
4. 職務要約は最後に書く
職務要約は、職種・経験領域・役割・次で使える強みの順にまとめます。文字数を先に固定せず、採用担当者が経歴の全体像を短時間でつかめる長さに整えます。
5. 求人票に合わせて一文だけ調整する
毎回すべてを書き直す必要はありません。求人票で重視されている仕事と、自分の事実が重なる部分を一つ選び、職務要約や自己PRの前半へ移します。
数字がない仕事は、範囲と行動を書く
| 弱く見えやすい書き方 | 事実が伝わる書き方 |
|---|---|
| 問い合わせ対応を担当 | 取引先からの問い合わせを受け、担当部署の確認と回答期限の管理を担当 |
| 業務を効率化 | 確認項目を一覧にし、担当者と見直してチームで継続利用 |
| チームに貢献 | 進捗が遅れている案件を共有し、担当者と優先順位を調整 |
上の文は編集部の記入例です。実際にしていない行動や、確認していない成果へ置き換えないでください。
家庭条件は職務経歴書へ書きすぎない
送迎・介護・転勤可否などは、仕事の経験とは別の確認事項です。応募書類では職務経験を中心にし、勤務条件は求人票、応募フォーム、面接、条件通知の順で必要な範囲を確認します。
家庭条件と経験を分ける具体例は、家庭持ち向け職務経歴書テンプレートの使い方で確認できます。
送信前チェック
- 履歴書と職務経歴書で入社・退職年月が一致している
- 会社名、部署、資格名を正式名称で確認した
- 本人が確認していない数字や成果を書いていない
- ファイル名に氏名と書類名を入れた
- PDF化した場合も改ページと文字切れを確認した
- 応募先名や求人名を別会社のものから置き換えた
完了条件:空欄・日付の不一致・未確認の数字がなく、応募先に合わせた一文を加えられたら提出準備は完了です。
止まったときは一つ前へ戻る
- 経験が書けない:最近1週間の仕事を、動詞で5つ書く
- 数字がない:担当範囲、相手、期間、継続した仕組みを確認する
- 自己PRが決まらない:3つの経験に共通する行動を探す
- 家庭条件が気になる:書類へ詰め込まず、家計・時間・勤務地の確認表へ戻る
よくある質問
職務経歴書は何ページが正解ですか?
経歴や応募先によって変わるため、一律には決まりません。採用担当者が仕事内容と強みを追えるか、重複や空白がないかで整えてください。
すべての仕事を細かく書く必要がありますか?
すべてを同じ分量で書く必要はありません。応募先と関係が深い経験を詳しくし、その他は担当範囲が分かる長さへまとめます。
参考情報
公式情報の確認日:2026年8月25日。応募先から指定様式がある場合は、その案内を優先してください。
迷ったときの戻り先と次のステップ
- 迷ったら:ステップ2:家庭条件へ戻る
- 完了したら:ステップ4:求人の探し方へ進む
- 全体を確認する:30代・家族持ちの転職ロードマップ

