単身赴任は避けたい…どう伝える?前向き表現テンプレ【面接〜内定後】


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単身赴任は避けたい…どう伝える?前向き表現テンプレ【面接〜内定後】

「転勤はOKでも、単身赴任は避けたい」。家庭がある30代ではよくある条件です。
大切なのは、否定から入らないことと、代替案をセットで伝えること。本記事では、面接での言い回しテンプレ、現実的な落とし所(勤務地/リモート/出張頻度)、そして内定後の条項のすり合わせまで、かんたんにまとめます。


目次

結論:NGワードは避け、代替案+業務への前向きさで伝える

  • 先に前向き:「家庭の事情はありますが、業務へ支障のない形で最大限対応したい」
  • 条件は具体:「転居を伴う長期常駐は難しいが、短期出張月◯回の出社は可能」
  • 代替案を併記:「勤務地限定/リモート割合/出張頻度」など選択肢を出す
  • 書面主義:内定後は内定通知書・雇用契約書に条件を明記

OK/NG表現テンプレ(面接での言い回し)

場面 OK(前向き表現) NG(避けたい言い方)
前置き 「業務に支障のない形で最大限貢献したく、可能な働き方の範囲をお伝えさせてください。」 「単身赴任は絶対無理です。」
核心 長期の単身赴任(転居を伴う常駐)は難しい一方、短期出張(1〜2週間)月◯回の本社出社には柔軟に対応します。」 「家族がいるので無理です。」
理由 育児・通院など家族の事情があり、生活拠点の保持が必要です。」 「家庭があるので配慮してください。」
代替案 勤務地は◯◯圏内で、リモート◯%出張は月◯回までなら実績とパフォーマンスを維持できます。」 代案なしで「できません」だけ。

30秒版テンプレ(一次面接で使える)

「家庭の事情で長期の単身赴任は難しいのですが、業務への貢献は最大化したく、短期出張や月◯回の出社であれば柔軟に対応可能です。
また、リモート◯%出張は月◯回までの範囲でしたら、現在のパフォーマンスを維持できます。」


代替案(勤務地/リモート/出張頻度)の作り方

「No」だけでなく「Yes if(この条件ならYes)」を用意しましょう。以下の落とし所テンプレが使えます。

1)勤務地の落とし所

  • ○○駅から60分圏内(例:首都圏・近畿圏など広域の定義でもOK)
  • 本社・支社のいずれか(配属は応相談)
  • 転居なし前提での異動可否(通勤圏内の範囲で)

2)リモート割合の落とし所

  • リモート◯%(例:50〜80%)+月◯回出社(例:2〜4回)
  • フェーズ別可変:オンボーディング期は出社多め→定常はリモート拡大
  • 曜日固定:毎週◯曜は出社/在宅など

3)出張頻度の落とし所

  • 短期出張のみ:1〜2泊/最大1〜2週間(四半期で◯回まで)
  • ローテーション:チーム内での持ち回りルールを提案
  • 代替手段:オンライン同席→現地は責任者のみ など

サンプル文(まとめて提示)

「勤務地は◯◯駅から60分圏であれば問題なく、リモート50〜70%月2〜3回の出社が理想です。出張は1〜2泊を月1回程度なら対応可能です。」

第三者(エージェント)経由だと、単身赴任NGの伝え方や代替案の調整がスムーズ。企業側への角が立ちにくく、書面化まで並走してくれます。


内定後の条項すり合わせ(書面で確約)

口頭合意はNG。内定通知書/雇用契約書/労働条件通知書に下記のように明記してもらいましょう。

書き方例(依頼テンプレ)

「配属・就業形態に関して、転居を伴う長期の単身赴任は想定しない前提で合意したと認識しています。
就業場所は◯◯圏(◯◯駅から60分圏内)リモート比率50〜70%、出張は1〜2泊/月1回目安の範囲で、内定通知書または労働条件通知書へ明記いただけますと幸いです。」

条項に入れたい具体項目

  • 就業場所の範囲(例:◯◯オフィス/在宅/テリトリー定義)
  • 出張の上限・期間(例:月1回・1〜2泊/長期常駐なし)
  • 転勤の取扱い(例:転居を伴う異動は本人合意の上で検討)
  • リモート比率(例:50〜70%/業務都合で変動あり)

注意:「会社都合で変更の可能性あり」はありがちです。例外が必要な場合の事前協議を文言に入れておくと安心。


ケース別:どう言う?(短文テンプレ)

1)全国転勤が前提の求人

「転勤自体はキャリアの一部と理解していますが、長期の単身赴任は難しいため、通勤圏での異動短期出張によるカバーで貢献できればと考えています。」

2)配属未定で不安なとき

「配属は柔軟に検討いたします。◯◯圏の配属を優先いただければ、立ち上がりからパフォーマンスを出せます。」

3)プロジェクト単位の常駐が多い会社

長期常駐は難しい一方、キックオフ/重要会議の現地参加+定例はオンラインなど、成果を損ねない体制であれば対応可能です。」


よくあるNGとリカバリー

  • NG:「家族がいるので無理です」だけ → OK:長期単身は難しいが短期出張は可能」と条件付きで前向きに。
  • NG:「絶対に転勤しません」 → OK:転居を伴う異動は事前協議を前提に、通勤圏なら柔軟に対応」。
  • NG:口頭合意のみ → OK:内定書面に明記。将来の認識ズレを防止。

FAQ

Q. 一次面接の時点で言うべき?

言いにくくても一次〜二次で早めに共有が基本。後ろ倒しにするとミスマッチが大きくなります。

Q. 条件を出すと不利にならない?

代替案を添えればむしろ現実的で計画的と評価されることが多いです。出張・月◯回出社・リモート比率など、数字で示しましょう。

Q. どうしても条項に入れてくれない場合は?

リスクは残るため、内定承諾は慎重に。引き続き調整できるよう、エージェント経由で会社と条件交渉を続けるのが安全です。


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ヒロパパ
転職レベルアップ編集部

公務員→ライン工→商社営業→IT営業→外資系と30代で複数回の転職を経験。家庭持ちでもキャリアを変えられる実体験をもとに、再現性のある転職ノウハウを発信しています。

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