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内定後の条件交渉メール(年収・残業・在宅)【全文例】— 家庭持ちでも無理なく交渉
この記事でわかること
- 条件交渉メールの基本手順(根拠→希望→代替案)
- 年収・残業上限・在宅比率の全文テンプレ
- 件名テンプレ/NG→OK表現/合意メモの書き方
目次
結論:数字で根拠→希望レンジ→代替案の順で、1通ずつ交渉
交渉は「根拠(実績・相場)→希望(数字)→代替案(他条件)」。一度に全部ではなく、年収→残業→在宅の順で1通ずつ整理すると通りやすい。件名は「内定条件のご相談(候補者:氏名)」で統一。
件名テンプレ(そのまま使える)
- 内定条件のご相談(候補者:__)
- オファー条件の確認とご提案(候補者:__)
- 【内定】年収・勤務条件の調整について(候補者:__)
メール全文:年収レンジの交渉(固定給+賞与)
ポイント:直近年収・成果・市場相場を示して「レンジ上限/中央値」を提案。代替案は入社後見直し。
件名:オファー条件の確認とご提案(候補者:__) __株式会社 人事ご担当者様 お世話になっております。候補者の__です。 この度はオファーのご提示、誠にありがとうございます。 年収条件について1点ご相談です。 ・直近実績:年収__万円/直近の主な成果(例:新規機能AでCV+18% 等) ・市場相場:同職種(首都圏/経験年数__)の中央値:__万〜__万円 上記を踏まえ、年収__万〜__万円でのご調整は可能でしょうか。 もし難しい場合、入社6ヶ月後の査定で到達時に改定(KPI合意の上)という代替案も検討いただけますと幸いです。 ご多用のところ恐れ入りますが、ご検討のほどお願い申し上げます。 候補者:__(署名:氏名・電話・メール)
メール全文:残業上限・固定残業の見直し
ポイント:家庭前提の上限時間と、繁忙月の例外ルールをセットで提案。
件名:内定条件のご相談(候補者:__)— 残業上限について __株式会社 人事ご担当者様 候補者の__です。勤務条件のうち、残業時間の上限についてご相談させてください。 家庭事情(保育園送迎)により、月平均20h・日当たりは原則19時までを希望しております。 繁忙期(四半期末など)は、事前合意のうえ月30hまでの例外運用は可能です。 また、固定残業(みなし)__h分については、実績が大幅に下回る場合の運用(翌期見直し)をご教示いただけますと幸いです。 難しい場合は、在宅比率の引き上げでパフォーマンスを担保する案も検討可能です。 ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 候補者:__(署名)
メール全文:在宅比率・出社頻度の定義
ポイント:週◯日在宅・月◯回出社・コアタイム・出張の上限まで数値化。
件名:【内定】勤務形態のご相談(候補者:__)— 在宅比率について __株式会社 人事ご担当者様 候補者の__です。在宅勤務の比率について下記の形で合意できれば幸いです。 ・在宅週3日、出社週2日(チーム定例・対面レビュー日を優先) ・月間のオフサイト/出張は最大2回、各1泊まで ・コアタイム10:00–15:00(送迎時は事前共有の上で前後にシフト) 上記が難しい場合、試用期間中は週2出社→本採用後に見直しの段階的運用でも問題ございません。 ご確認のほど、よろしくお願いいたします。 候補者:__(署名)
NG→OK表現(置き換え表)
- NG:「年収をもっと上げてください」→ OK:「直近実績と相場から__万〜__万円をご検討いただけますか」
- NG:「残業はできません」→ OK:「月20h上限、繁忙期は月30hまで例外運用」
- NG:「できれば在宅多めで」→ OK:「週3在宅・週2出社、本採用後に見直し」
合意メモの雛形(内定通知書と併用)
【合意メモ(ドラフト)】 ・年収:基本給__万円+賞与(年__ヶ月)=年収__万円 ・見直し:入社6ヶ月後、KPI(例:売上/プロダクトKPI)を基準に改定検討 ・残業:月平均20h上限(繁忙期は30h)、超過分は法令に基づき支給 ・勤務形態:在宅週3/出社週2、月2回まで出張可 ・コアタイム:10:00–15:00(要事前共有で前後シフト可) ・有効期限:__年__月__日 このメモは最終条件通知の補助資料として双方で保持します。
よくある失敗と回避策
- 一括要求:年収・残業・在宅を1通で要求→テーマごとに1通で送る。
- 根拠不足:希望のみ→直近実績・相場を数値で添える。
- 記録なし:口頭合意のみ→内定通知書+合意メモで書面化。
まとめ:数字と代替案で“Win-Win”に落とす
- 順番は年収→残業→在宅、各1通で丁寧に。
- 希望は数字で、必ず代替案を添える。
- 合意は書面化して認識ズレを防止。
よくある質問(FAQ)
Q. 交渉は誰宛に送る?リクルーター?人事?
窓口が人事/エージェントの場合は必ず窓口経由。現場面談での口頭合意は、後でメール記録を残しましょう。
Q. 希望年収はどこまで上げてよい?
相場中央値+5〜10%が目安。根拠(実績/KPI/査定時期)と6ヶ月後見直しの代替案をセットで提示。
Q. 在宅比率はどう定義すると揉めない?
週◯日在宅・週◯日出社、月◯回出張、コアタイムを数字で明文化。試用期間後の見直し条項を入れると現実的。

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