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LinkedInと英語レジュメは、同じ職歴を使っても、見せる相手と目的が違います。応募先の求人票を一つ選び、「担当・課題・行動・確認できる結果」をまず日本語で整理しましょう。その事実から応募用の英文を作り、LinkedInには公開してよい範囲を反映します。未確認の数字や肩書きを足さず、応募先の提出形式を優先してください。
この記事の要点
応募先の指定が最優先です。書式やページ数に絶対の正解はありません。レジュメは応募先へ渡す書類、LinkedInは公開範囲を自分で確認するプロフィールとして分けて整えます。
LinkedIn公式情報確認日:2026年8月22日。プロフィール、Skills、別言語プロフィール、レジュメの保存・公開範囲、Open to Workの案内を確認しています。
英訳後は、元の事実に戻って点検する
英語を整える前に、日本語で説明できる職歴を用意します。以下は編集部の確認順です。
- 応募先の指定を読む。言語・ファイル形式・必要項目を確認し、その求人で伝える経験を選びます。
- 担当・課題・行動・結果を日本語にする。チームの成果と自分の役割を分け、確認できない売上や改善率は足しません。
- 英文を元の事実と照らす。支援した仕事が決定・統括した仕事に変わっていないか、主語・動詞・結果を一文ずつ確認します。意味が違えば、表現を磨く前に事実を直します。
- 提出用と公開用を分けて仕上げる。応募先へ渡す書類とLinkedInの公開プロフィールは同じ範囲にしません。家族と確認した勤務地・時間の制約は、公開する個人情報とは分けて採用窓口への質問にします。
今日すること:求人一つを選び、職歴を日本語で4行にしてください。下のテンプレートも、自分で説明できる経験だけで埋めます。
LinkedInと英語レジュメは何が違う?
| 項目 | 英語レジュメ | |
|---|---|---|
| 主な役割 | 経歴やスキルをプロフィールとして見せる | 応募先に合わせて経験を伝える |
| 見る人 | 公開設定に応じた利用者や採用担当者 | 応募先の採用担当者など |
| 内容 | 経歴を広めに掲載できる | 求人に関係する経験を優先する |
| 最初の確認 | 公開範囲とプロフィール言語 | 求人票の提出方法と指定形式 |
2つで違う成果を作る必要はありません。同じ事実から、LinkedInには経歴全体を、レジュメには応募先に関係する部分を載せます。
最初に日本語で4項目をメモする
- 何を担当したか
- どんな課題があったか
- 自分が何をしたか
- 確認できる結果は何か
結果は売上や達成率だけではありません。作業時間、ミス、問い合わせ、納期、引き継ぎ、社内の使いやすさなど、自分で説明できる変化を選びます。
数字が確認できない場合は、無理に作らず「手順を標準化した」「引き継ぎしやすくした」のように、実際に起きた変化を書きます。経験の整理は未経験職種へ経験を伝える4項目も参考になります。
英語レジュメを5つの順番で作る
1. 応募先の指定を確認する
求人票や応募画面に、ファイル形式・言語・必要項目の指定があれば、それを優先します。指定が見つからないときは、名前、連絡先、要約、職歴、スキル、学歴の順で、読みやすい形にまとめます。
2. 連絡先は必要な範囲だけ書く
- 氏名
- 市区町村より広い勤務地情報
- 個人のメールアドレス
- 連絡に使う電話番号
- 必要ならLinkedInのプロフィールURL
番地までの自宅住所、家族の氏名、子どもの学校名など、選考に不要な個人情報は載せません。会社のメールや端末も使わないようにします。
3. Summaryは3文から始める
Summaryは、職種、得意な仕事、次に生かしたい経験の3点が分かれば十分です。
編集部の記入例
Sales professional experienced in supporting corporate clients and coordinating internal teams. Skilled in organizing customer needs and preparing practical proposals. Looking to apply these skills in a role that values long-term client relationships.
これは書き方の例です。職種、経験、希望する仕事を、自分の事実へ置き換えてください。
4. 職歴は「行動と変化」で書く
会社名、在籍期間、役割を書いたあと、担当した仕事を短い箇条書きにします。数字を使うときは、面接で根拠を説明できるものだけにします。
テンプレート
[Action] [task or process] by [what you did], resulting in [verified change].
編集部の記入例
Standardized the handover checklist by organizing recurring questions and required files, making the process easier for new team members to follow.
「どれだけ改善したか」を確認できない場合は、割合を足しません。担当した範囲と、実際に変わったことを伝えます。
5. Skillsと学歴を求人に合わせて確認する
Skillsは、多く並べるより、求人票と自分の職歴の両方に関係するものを優先します。ツール名や資格は、利用経験や取得事実を確認してから記載します。
LinkedInではSkillsを最大100件登録できます。ただし、上限まで埋める必要はありません。どの職歴で使ったスキルかが分かるように整理しましょう。
そのまま埋められる英語レジュメの型
FIRST LAST
City, Prefecture | personal@email.com | phone | LinkedIn URL
SUMMARY
[Role] with experience in [work or industry].
Skilled in [strength 1] and [strength 2].
Looking to apply this experience in [target role or field].
EXPERIENCE
Company | City | Month Year – Present
Role
- [Action] [task] by [what you did], resulting in [verified change].
- Coordinated with [teams or people] to [verified outcome].
- Improved [process] by [specific action you can explain].
SKILLS
[Skill] | [Tool] | [Language]
EDUCATION / CERTIFICATIONS
[School or certification] | [Year]
応募先がページ数や形式を指定していない場合も、1ページへ無理に押し込む必要はありません。採用担当者が、応募職種に関係する経験を追いやすい長さを選びます。
日本語を英語へ置き換えるときの考え方
| 日本語のメモ | 英語の書き出し例 |
|---|---|
| 法人顧客を担当した | Managed corporate client accounts |
| 問い合わせを整理した | Organized recurring customer inquiries |
| 手順を見直した | Reviewed and improved the process |
| 社内の調整を行った | Coordinated with internal teams |
| 引き継ぎ資料を作った | Created handover documentation |
難しい動詞を使うことより、誰に何をしたかが伝わるほうが大切です。翻訳ツールを使った場合も、元の日本語と意味が変わっていないか、一文ずつ確認します。
LinkedInへ同じ事実を反映する
Headline
Headlineは名前の下や検索結果に表示される短い説明です。今の役職だけでなく、職種と得意な仕事が分かる形にします。
編集部の記入例
Corporate Sales | Client Needs Analysis | Cross-functional Coordination
About
Aboutは、仕事の経験、得意な進め方、次に希望する仕事を短い段落でまとめます。LinkedIn公式では、HeadlineとAboutは別の項目です。
別言語プロフィール
日本語と英語を一つの欄へ詰め込まず、必要なら別言語プロフィールを作れます。LinkedIn公式では、作成はデスクトップから行い、翻訳は自動ではなく自分で入力します。
国内求人が中心なら、まず日本語プロフィールを整えて構いません。英語求人も対象にするときに、同じ事実の英語版を追加します。初期設定はLinkedInの日本語5ステップで確認できます。
公開範囲とレジュメの保存先を確認する
Open to Workで「Recruiters only」を選んでも、現職や関係会社から完全に見えなくなる保証はありません。現職名を正しく登録し、公開プロフィールと通知を確認します。
LinkedInへ保存したレジュメは、求人のおすすめなどに使われる場合があります。プロフィールへ資料として載せたレジュメは、閲覧者がダウンロードできる状態になります。応募用に保存するのか、プロフィールで公開するのかを分けて選んでください。
- 会社のメール・端末を使わない
- 家族の氏名や生活予定を書かない
- 社外秘の顧客名や売上額を書かない
- 保存済みレジュメと公開プロフィールを分けて確認する
- 通知プレビューを個人端末で確認する
在職中の確認項目は端末・通知・スカウト設定のチェックリストにもまとめています。
外資面接の英語Q&Aは短く準備する
英語面接の準備前に、求人票で英語が「必須」か「歓迎」か、入社後は資料・メール・会議など、どの場面で使うかを確認しましょう。IIBCのTOEIC Program公式説明(2026年9月29日確認)によると、TOEIC Listening & Readingは聞く・読む力、Speaking & Writingは話す・書く力を測ります。L&Rの点数だけで会議や職務説明までできるとは判断せず、応募先が求める証明と実務の場面を分けて準備してください。
暗記した長文より、自分の事実を短く説明できる形を作ります。質問に対する結論を先に伝え、必要に応じて状況・役割・行動・結果の順で補足します。
Tell me about yourself.
I currently work as [role], mainly supporting [customers or team]. My strength is [skill], which I developed through [verified experience]. I am interested in this role because [reason connected to the job].
Tell me about an achievement.
The team was facing [situation]. My role was [responsibility]. I [specific action]. As a result, [verified change]. I learned [lesson relevant to the role].
Why are you interested in this role?
I am interested in this role because it involves [work described in the job posting]. My experience in [verified experience] could help me contribute to [team or customer need].
年収、在宅勤務、残業、勤務地など、家族の生活に欠かせない条件は、選考の早い段階で採用窓口へ確認します。対応できない条件を曖昧に引き受けず、説明を受けた内容は承諾前に会社の書面と照合しましょう。確認文は内定後の条件確認メールを使えます。
提出前のチェックリスト
- 求人票の提出方法と指定形式を確認した
- 役職・在籍期間・資格に誤りがない
- 数字は根拠を説明できるものだけにした
- 社外秘情報と家族の個人情報を書いていない
- LinkedInとレジュメで職歴の事実が一致している
- 英語と元の日本語の意味がずれていない
- PDFまたは指定形式で改行・文字化けを確認した
- Open to Workとレジュメの公開範囲を確認した
公式情報
今日の一歩:応募を考えている求人票を1件だけ開き、「担当・課題・行動・確認できる結果」を日本語で4行にしてください。英訳はそのあとで大丈夫です。

