在職中のリファレンスチェックは誰に頼む?現職への連絡前に確認すること

在職中にリファレンスチェックを求められたら、現職の上司へすぐ頼む前に、実施範囲・推薦者の条件・連絡の時期を応募先へ確認しましょう。転職をまだ伝えていない場合は、その事情と、過去に一緒に働いた人へ依頼できるかを相談します。最初の一歩は、依頼メールと同意文面を読み、誰に何が伝わるかを整理することです。この記事では、現職との関係を守りながら、無理な約束や経歴の誇張をせずに進める手順をまとめます。

公式情報の確認日:2026年9月9日。相談手順・文面は編集部の提案です。応募先や利用サービスごとの規約・同意内容が優先され、転職が知られないことや選考通過を保証するものではありません。

目次

リファレンスチェックで確認するのは、一緒に働いた人から見た仕事ぶり

dodaは、応募先が過去の上司や同僚などの第三者へ、勤務実績や人柄を確認する採用プロセスと説明しています。本人の同意を前提とする案内ですが、それを理由に今回の実施範囲を読まずに進めないようにしましょう。

出典:doda「リファレンスチェックとは?」(確認日:2026年9月9日)。

採用担当者自身が行うのか、外部サービスを使うのかでも、説明や入力項目は変わります。メールにリンクがあるときは、送信元と応募先からの案内を照合し、不明点は普段やり取りしている窓口へ確認してください。

同意や連絡先の入力より先に読む5項目

  1. 目的と質問の範囲:どのような仕事上の情報を確認するのか。
  2. 推薦者の条件:現職の直属上司が必須か、過去の上司や同僚でもよいか。
  3. 人数と期限:何人分が必要で、回答にはどのくらいの負担があるか。
  4. 連絡方法と時期:誰から、どの連絡先へ、いつ連絡されるか。
  5. 情報の扱い:誰が閲覧し、どう保存・利用されるか。質問や同意の相談窓口はどこか。

入力を急ぐ前に、推薦者本人へ依頼してよいか確認します。会社の代表電話や共有メールを、自分の都合だけで連絡先に指定しないでください。推薦者の連絡先も、許可された範囲で渡します。

現職に頼みにくいときは、代替案を応募先へ相談する

dodaでは、同僚やプロジェクトの関係者なども候補として挙げ、依頼できる人がいないときは企業へ事情を説明することを勧めています。一方、対応を断った場合の選考への影響は企業によって異なります。

まず応募先の条件を確かめ、自分だけで「前職の同僚で代用できる」と決めないことが大切です。家庭を支える現職への影響が気になるなら、実施時期の変更や推薦者の範囲を相談しましょう。

以下は編集部作成例です。

リファレンスチェックのご案内をありがとうございます。現在の勤務先には転職活動を伝えておらず、現職の上司への依頼は難しい状況です。過去に一緒に働いた上司・同僚への依頼、または実施時期の調整は可能でしょうか。推薦者の条件と、本人への連絡が始まるタイミングを確認できますと幸いです。

代替が認められない場合は、事情を説明したうえで、現職への影響と応募継続の希望を比べます。無断で別の人を上司として登録したり、断れば必ず不採用だと考えたりする必要はありません。

推薦者には「高評価のお願い」ではなく、事実確認を頼む

候補にするのは、自分と実際に働いた経験があり、担当業務や関わり方を説明できる人です。肩書きの高さだけで選ばず、どの仕事を一緒に行ったかを自分でも書き出してみてください。

依頼時には目的、期限、回答方法、想定される負担を伝え、難しければ断れるようにします。好意的な回答の台本を渡したり、確認できない成果を口裏合わせしたりしないでください。

編集部作成の依頼例:

転職先の選考で、以前一緒に働いた方へ仕事ぶりを確認する手続きの依頼がありました。ご負担のない範囲で、ご協力を相談できないでしょうか。正式な依頼方法と期限をお伝えしたうえで、ご判断いただければと思います。回答は実際にご存じの範囲でお願いし、難しい場合は遠慮なくお知らせください。

応募書類も「確認できる事実」に戻す

依頼前に、職務経歴書の担当期間、役割、チームと自分の成果の書き分けを確認します。自分の担当ではない成果を一人の実績として書いていないか、数字の根拠を説明できるかを見直しましょう。

書類に誤りを見つけたら、推薦者に合わせてもらわず、応募先へ訂正方法を相談します。整理からやり直すなら、家族持ちの職務経歴書の組み立て方を使えます。

今日の一歩:勝手に連絡が始まらないよう手順を確認する

依頼メールの中から「推薦者の条件」「連絡開始の時期」「同意の範囲」を探し、分からない点を一つ応募先へ確認します。推薦者の選定は、その回答を読んでからで大丈夫です。

在職中の情報管理全般は転職活動の公開範囲と連絡先の点検へ。面接で伝えた内容を整理したい場合は30代の面接回答の組み立て方へ進んでください。選考全体の段取りは在職中の転職ロードマップで確認できます。

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この記事の執筆・編集

転職レベルアップ編集部
転職レベルアップ編集部
編集責任者|30代・二児の父

編集責任者の転職経験と、官公庁・各サービスの公式情報をもとに、家族との話し合い、家計、時間、条件確認まで、実践しやすい手順へ整理して届けます。

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