他社の内定があるのに面接結果待ち|回答期限を選考中の企業へ伝える方法

木のテーブルで二つの書類とノートを見比べる会社員
選考予定と内定条件を整理する場面を表したAI生成イメージ。実在の人物・求人書類ではありません。

他社から内定をもらったものの、気になる企業の面接結果がまだ出ていない。そんなときは、内定の回答期限を確認し、選考中の企業へ「結果が分かる見通し」を相談します。期限を伝えれば必ず選考が早まるわけではありません。分かっている日程と未確認の条件を分け、今ある情報で判断できる準備も進めましょう。

この記事は、内定にはまだ承諾しておらず、別の企業の選考を続けたい人向けです。内定を出した企業をA社、結果を待っている企業をB社として、B社への連絡を整理します。問い合わせの順番や記録メモ、文面は編集部の提案です。

目次

まず、A社の回答期限とB社の選考予定を並べる

メールを書く前に、各社から実際に届いた案内を開きます。「来週までだったはず」と記憶で埋めず、日付と時刻まで確認してください。

  • A社:内定の連絡、提示された条件、回答期限、回答方法、指定窓口
  • B社:応募した職種、直近の面接日、現在の選考段階、伝えられた結果連絡の予定
  • 自分:追加面接に参加できる日時、条件を確認する時間、家族と相談できる日

B社の最終面接が終わっているのか、まだ面接が残っているのかで、聞く内容が変わります。結果が出る予定を聞きたいのか、次の面接を前倒しできるか相談したいのかを、一つの依頼として明確にしましょう。

A社の回答日と、B社へ希望する確認日も分けます。家族と条件を比べる時間が必要なら、その時間を見込んだ希望日を相談します。ただし、希望日は約束された通知日ではありません。日程が合わない可能性も残ります。

連絡先は、B社への応募経路で決める

エージェント経由なら、応募を依頼した担当者へ

リクルートエージェントの公式ガイドでは、別経路で内定が出て判断を迷っている場合、選考中の企業を紹介した担当者に状況と内定の回答期限を伝え、選考時期を調整できるか相談する案内があります。[出典1]

担当者が違う複数のサービスを使っている場合も、B社へ応募を依頼した窓口を確認します。急いでいるからと別のエージェントから同じ求人へ応募し直しても、元の選考の確認にはなりません。

同社の公式Q&Aでも、エージェント経由の応募では、企業に直接問い合わせる前に担当者へ相談するよう案内しています。利用中のサービスや応募先が示した連絡方法を優先してください。[出典2]

直接応募なら、B社の指定された採用窓口へ

面接案内や採用マイページに記載された方法を使います。選考結果の個別問い合わせに関する案内がある場合も、先に読みましょう。応募受付そのものが確認できていない場合は、直接応募後に連絡がこないときの確認手順で、受付と結果待ちを切り分けてください。

B社には「事実・希望日・難しい場合の確認」を短く伝える

伝える軸は、別の企業から内定が出ている事実、その回答期限、B社の選考を続けたい意思、確認したい予定です。内定や期限を作ったり、実際には決めていないのに「御社が第一志望なので必ず入社します」と書いたりする必要はありません。

以下は編集部作成の架空例です。日付、職種、選考段階は自分の記録に置き換え、B社の指定窓口に合わせて使ってください。

直接応募したB社へ、結果連絡の見通しを聞く文例

件名:選考予定についてのご相談(応募職種・氏名)

株式会社B
採用ご担当者様

○月○日に○○職の面接を受けました○○です。先日はお時間をいただき、ありがとうございました。

現在、別の企業から内定の連絡を受け、○月○日○時までに回答を求められています。御社の選考も引き続き受けたいと考えており、結果のご連絡がいつごろになるか、見通しを伺えますでしょうか。

可能であれば○月○日までに状況を確認したいのですが、難しい場合は、現時点で分かる今後の予定をお知らせいただけますと幸いです。

お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
氏名

面接が残っている場合は、結果を求める部分を「次回面接の日程を早めていただくことは可能でしょうか」に変え、実際に参加できる候補日時を添えます。送迎や現職の勤務で対応できない時間を、無理に空いていると答えないようにしましょう。

エージェントへ送るなら、B社の名前と調整したいことを明記する

ご紹介いただいたB社の選考について相談です。別経路で応募した企業から内定があり、回答期限は○月○日○時です。B社の選考を続けたいと考えています。結果連絡の予定と、期限前に確認できる可能性があるかをご確認いただけますでしょうか。調整が難しい場合の見通しも教えていただけますと幸いです。

急ぎの連絡方法が指定されていれば従います。電話で相談した場合は、決まった日付や次の連絡予定を、利用中のメッセージ機能などにも残しておくと確認できます。同じ問い合わせを複数の窓口へ重ねて送る前に、担当者の返答予定を確かめましょう。

結果が間に合わないと分かったら、A社への回答を別に考える

B社へ相談しただけで、A社の回答期限は変わりません。A社にもう少し時間をもらいたい場合は、A社の窓口へ別途、期限前に相談し、延長の可否を確認します。延長を申し出たことと、認められたことを同じにしないでください。

A社の提示条件がそろっていないなら、先に内定条件の確認メール例文で質問を整理します。B社から回答日を約束してもらえない場合は、分からない予定を確定日としてA社に伝えないようにしましょう。

それでも日程が合わないときは、A社について確認できた仕事内容、家計、働く時間、勤務地から判断します。B社で受かるはずだという期待を、確定した内定と同じ欄に置かないことが大切です。A社を承諾する、辞退して選考を続けるなど、選択ごとに残る不確実性を家族と共有してください。

保険のつもりでA社に承諾し、あとから自由に取り消せると考えて進めるのは避けましょう。すでに承諾している場合はこの記事の文面をそのまま使わず、これまでのやり取りを整理して担当窓口へ相談します。契約上の判断が必要なら専門家に確認してください。

家族と比べるメモは、未確認を残したまま共有する

比較メモは、A社・B社それぞれについて次の4行で十分です。これは編集部の整理例です。

  • 仕事:担当する業務と、希望する経験につながる点
  • 家計:確認済みの給与内訳、未確認の手当や初年度賞与
  • 時間・勤務地:勤務時間、通勤、送迎、出社や転勤の条件
  • 期限:内定への回答日、次の面接日、次に誰が連絡するか

B社からまだ提示されていない給与や在宅勤務の条件は「未確認」と書きます。比較のために都合のよい数字を補わず、入社判断に欠かせない質問から絞りましょう。話し合いの進め方は、転職の家族会議と合意メモも参考にしてください。

今日することは、期限を確認してB社の窓口に一度相談する

A社の期限を正確に残し、B社の現在地を確認したら、事実と希望日を短く伝えます。返答を受けたあとは「調整できる」「間に合わない」「まだ未定」を分け、A社への回答を考えましょう。連絡待ちの不安だけで、家庭で守りたい条件を急に下げる必要はありません。

参考にした公式情報

各社の対応や選考予定は個別に異なります。最新の応募先・利用サービスの案内を確認してください。

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この記事の執筆・編集

転職レベルアップ編集部
転職レベルアップ編集部
編集責任者|30代・二児の父

編集責任者の転職経験と、官公庁・各サービスの公式情報をもとに、家族との話し合い、家計、時間、条件確認まで、実践しやすい手順へ整理して届けます。

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